2005-01-26 〜蒼井優 in MORE 2005 02〜

『蒼井優』と私

批評について、私が師と仰ぐ司馬遼太郎氏が
「愛情を持たなければ批評など出来るものではない」
と(師の著書『ある運命について』の中の「富士と客層」にて)述べている。
私は多分にその性質であり、だからこそ彼女のサイトを立ち上げる時に
「愛があるからこそ殴る。好きだからこそ蹴る」
という方式を取った。いや、取ったというよりはこれは自己の成り立ち上―――それについては齢28にしてまだまだ自己観察が足りないためにアヤフヤであるが―――その道しかなかったと言えようか。然しそれは成功した。単なるアイドル(本人は女優の感覚であったであろうが)への万歳日記ではないのが案外にウけ、彼女の魅力の虜になった男性はもとより、彼女と同じ時代を歩んでいる女性をも仲間に引き入れた感じであった。主催者がこんな感じであるので(世俗的ではあるが)掲示板ではサイトに対する如何わしい批判は無かったし、逆に冒頭通りの批評が目立った。サイト開設から1年くらいの時であろうか。思ったよりも盛況だったことを憶えている。
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ところで、私の根本は穿った人間である。若しかしたらそれが不幸であったかもしれない。
例えば、彼女が“並の情熱、並の女優”であったならば自己思想との矛盾は生じなかったのでは無いのかと思うが、彼女は違っていた。どうやら“ホンモノ”なのである。
再び師の言葉を借りるとすれば
『その役者を、古今東西の大女優と比較して批評すれば酷評である』
にサイトの日記が近くなっていた。
「あの女優ならばこんな演技が出来ていただろうに」
「あの作品ではなく、これに出ていれば」
条件以上に高く見積もっていたのかもしれない。逆に言えば自分の小さいカテゴリの中に押し込めていたのかもしれない。
『早く40代になりたいんです。女優としての蒼井優は、そのあたりから面白くなるような気がするんです。けっこう私、自分をシビアに見ているから、これは信憑性があると思うんですが』
という彼女の言葉は確かに信頼がおけるし、ゆっくりと自分の足元を見つめて固めてきた彼女ならではの未来予想であろう。そんな気持ちを分からずに急かして掛かってしまった私はまるで、エルコンドルパサーやキングカメハメハのNHKマイルC〜日本ダービーみたいな夢(キンカメで達成したが)を追っていたのかもしれませんねぇ松田国英調教師...
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サイトを閉めた最大の理由は私事だが、続けていても若しかしたら私心が継続を許さなかったからのでは?と思う今日この頃。博愛とアンチテーゼの微妙な天秤(てんびん座の使命?)の塊のような私だからこそ、彼女状態を“親の逆贔屓目”―――某番組で実子自慢をする芸能人に対して吐き気がするほど―――で見てもその展開と性能にケチが付かなくなったことが、ある意味不幸であったかもしれない。義経に対する頼朝の嫉妬(義経の場合は儒教的な無知から陥った自業自得自縄自縛だが)や、吉田松陰に対する富永有隣の態度のような...若しかしたら「それで吉之助(西郷隆盛)、わしは何時になったら将軍になれるのじゃ?」というような島津久光公のような考えが少しなりにも脳裏にねぇ。
再度作ったサイトがポシャったのも、考えてみれば同じ理由だったのだろうか。
アイドル時代の蒼井優を語るには易いが、女優として難しい役を演ずる彼女を語るには難いというのが私の評価レヴェル。素晴らしいものを素晴らしいと感じる事が出来ないほど麻痺した感覚では単に「酷評」にしかならないのは前述の通りであり、そこから抜け出せないような私のアタマではどうにならないのが当然かと。「体力の限界...」限界を感じたからこその千代の富士引退発言が身に沁みる。山内容堂のような「これで先祖の恩は返した」てな潔さが無かったな。
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今年の4月で、彼女とは初見から早くも5年目の“お付き合い”となる。話題作には『リリイ・シュシュの総て』以来思ったより出ていないが、それでも問題作を含めて“彼女にしかできない”感じのを演じられているのが負け犬であるむいむいにしてみたら唯一の救いかとも思える。「好き〜愛〜愛憎や嫉妬〜深愛」と続く定番は昼ドラマの大映×CXという―――個人的には嫌いw―――ような手法ではありますが、その線路の上にしっかりと乗っかっているなぁなんて思えます。案外単純すぎる性格が災いしているのかも(激苦笑
「擬似同棲から一時的な別居をしての良き友人関係」
現在の彼女とのスタンスはそんな感じかもしれません。恋でもなく愛でもなく、ただ彼女のオブザーバーみたいな...気楽になった分、何か首元が肌寒い気がして寂しいです。

あとがき

そういえば一昨年の初夏、某オフ会で酔いに任せて「優cには性的魅力を感じない」という発言をしまして、各所で物議―――やや面白半分でしょうが―――を醸しました。自分自身深思案したわけではなく、多分勢い任せで出たものと考えていました。ですが今回の
『「花アリ」そのままの少女ぽさを残しつつ、母性さえ感じさせる限りない愛を込めて日本映画への真摯な思いを語る』
という製作者のコメントを読んで「あぁなるほど、潜在意識の中にその通りの思いがあったのかも」と思いました。性的魅力と言うと生臭いものを想像しがちですが、言ってしまえば「神聖にして侵すべからず」の感じで発したのかもしれませんね。女性としてよりは一服の良薬として...自分の発言なのに後付けしてしまうというのは“しょっぱい”話ですが、今になって思うと軽佻浮薄なトリアタマの指令系統が勝手にそのような軽薄な発言にさせていたのでしょう(苦笑
さて、当初の構想から全く外れて書いた今回。「あれ書こうか、これ書こうか」と考えていたのとは違って勢いで書いてしまったのだが後悔はしていない。文体が纏まらない私としては(レヴェルは低いが)キチンと書けたからだなぁとも思えるからだ。これが昨年同期に出ていれば、更に上(?)を狙えたのかもしれないが、まぁ過去は覆せないわけでねぇ。精一杯の“不思議文章”でありますわね。
本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
『あのよろし』か? (2005-01-26 06:49)

おいおい吉田松陰の名前まで出してそこまで云うなら俺にも一言云わせてもらうよ。
むいむいさんにしろAIRPORTさんにしろ管理忍さんがサイトの宗旨替えをするのは自由だし、「もうあのブログでアイドルの話はするな」と云われたら黙るしかないが、じゃあ一体つボイノリオの話はどこですればいいんだよ! 俺が思うに、AIRPORTさんのアイドルWiki『気になる女の子リスト』の《金八?》セクションの『上脇結友?』なんだけど、ピックアップされてるのはやっぱり役名が『坪井典子』だからじゃないかと思うんだ。違うか? やい「義理友以上、前妻未満」みてえなヌルいこと云ってねえで真面目に聴けよ、せっかく吉田松陰の話をしてるってのに! てゆーか二日ほど前の日記が生臭というより遺伝子臭でツッコミすら退いたよ! というわけでむいむいさんは文章より品行を自覚して、その上でこれまで以上に無頼派で突っ走るべきだと思います。骨は誰かに拾わせるからね。これで会の動議が出た、めでたしめでたし。俺はとりあえず参加予定無いけど。

『あのよろし』か? (2005-01-26 09:21)

土曜に珍しく徹夜してしまったので開始当初から長いこと視てなかった《仮面ライダー剣》点けてたんだけど、あれは最終回だったのか?
「さっぱりわからん……」というのはやむをえないことで、見逃した後悔も特に無い。後で粟田麗が気になったときはもう劇中で死んでたようで、そのくらい視ておけばよかった。
だいたい池面の顔が見分けられなくてついてけなかったよ。かろうじてギャレンこと天野浩成さんはなぜかSweetSのPVに出てたのが引っかかってたけど(どうせavex繋がり)。
どうやら江川有未は生き残ったようだったが、池面ライダーとハングル講座に丸1年出てたら熟年女性からの知名度がウハウハもんで上がりそうなのにそういう話も聞かない。NHK語学番組にしたって去年のゴガク系がワルノリとでも指摘されたか今年はパッとしなかったしね。
一体、現状とかこの先、ライダーとか戦隊ってどうなの? 『でかいエロー』検索が一年通じて押し寄せるほど沸騰したのはここぐらいのもんなの?

AIRPORT (2005-01-26 22:28)

私のせいで、ご迷惑をおかえして、申し訳ありません・・・。

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